美しすぎて

画像 18日月曜の12時少し過ぎ。ふと回したNHKの教育(今はEテレというらしい)で、にっぽんの芸能「伝心~玉三郎かぶき女方考~舞踊“鷺娘”」を坂東玉三郎が自身の積み上げてきた、女方ならではの技術や心・美についてを語り、鷺の羽根の動きなどは、特別に腕をむき出しにしてその動きの工夫を解説。この世のものとは思えぬほどに美しい玉三郎の舞の世界は、そうやって描き出されていたのかと、改めて感動。彼の若い頃に『鷺娘』を観た時にも感動したけれど、今は玉三郎の導きもあってか、より深く感動した。比べようもない私の趣味の域だけれど、ここ数日樋口一葉の『闇桜』を朗読することもあろうかと、少し心掛けようと読み始めている。その作中のヒロイン千代が、玉三郎の踊る鷺娘の中で幾つか踊り分けている恋する女のうちの、町娘の可愛らしさに重なって見え、涙が溢れてならなかった。
 この「伝心~玉三郎かぶき女方考~」は今回で4回目のようで、私は「伝心~玉三郎かぶき女方考~“壇浦兜軍記 阿古屋”」も途中からだけれど観る事が出来て、玉三郎は「詞の美しさと意味深さ」について解説していた。今回は着物の色にも大きな力があり、それを踊りの中で生かすことの大切さを語っていた。
 『美』に対する理解の深さは、私ごとき凡人の到底及ぶところではない。それは何百回、時には千回以上かと思われるほどその役になり切りつつ、追求し続けてきた『美』が玉三郎だからこそ見えるから、謂わば到達点かと畏敬すら覚える。まだこのシリーズは続くらしいが不定期だし、録画装置も持たないので、次回を観られるかどうか判らない。今日の感動を忘れないために、せめて手持ちのDVD『鷺娘』のカバーを載せて置こう。

 第三月曜は、カラオケ同好会の練習日で、当番なので休むもならず、12時58分で「にっぽんの芸能」を観終えると直ぐに、1時から始まる練習に出るために、焼き餅1個とお茶で空腹を凌ぎ、20分遅れで練習場へ飛び出した。

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