警察沙汰!!!

 金曜日は、3時までに公民館へ持って行くポスターを、仕上げようとしていた11時近く、兄から電話が入った。「ちいちゃん大丈夫かい?」とただならぬ声。「Uさんという方から、電話が入ってさ、幾度も電話入れてるけど出ないので、何かあったんじゃないか心配だから、様子を見に行って欲しいって。ご自分もちいちゃんの家に向かっているところだそうだ」「えーっ、そんな...。メールも入って居ないし、電話も幾度か無言電話が入って居るけど、それが彼女だったのねー」何時も11時半ぐらいに見えるので、私からUさんに電話するから「兄さんは来てくれなくていい」と。で、Uさんに電話したら、ご主人が出られて「ご無事なんですね。それなら良かった。妻はお宅に向かっております」。彼女の携帯は、ご主人の方で受けるように切り替えられていた。
 ポスター制作に夢中で、家の中は人様においでいただけるような状態じゃない。おいでになるまで20分ほどあるはずだから、ひとまずざっと洗濯物くらい片付けなきゃと。
 片付け始めたところで、Uさんから電話が入った「お変わりないと夫からメールでわかりました。でも八幡駅に着いたところで、駅の横の交番に相談しようと思って入ったら、若いお巡りさんが『僕がバイクでちょっと様子を見に行きましょう』って、出て行ったので、間もなく到着すると思います」えーっ、こんな時にお巡りさんまで来ちゃうのかぁ、と思ったり、でもUさんは経堂から2時間近く掛かる、その道中ずっと私が倒れているとしたら、家に入れるかどうか、とかどれほどご心配いただいたかと思うと、有難いやら申し訳ないやら。
 また電話が入った。「市川警察です。今確認のためにお巡りさんがお宅へ向かっています」「ご心配戴きましてありがとうございます。お蔭様で何の問題もなく元気に暮らしております」とお答えして受話器を置いたら、チャイムが鳴った。お巡りさんだった。 
 一人暮らしだと、勧誘やら、怖い電話が入ったりするので、留守番電話をイタリア語にしてある。友人知人には常時、留守番電話にしてあって『ヴォンジョールノ』と言ったら「ひと声何か言ってくれれば、その声で誰と分かったときだけ、居れば出るけれど、出なければ居ないのでメッセージを残してねと、言ってあるのですが、私が彼女にこれを言い忘れたか、だいぶ前なので、彼女が忘れたのか、いずれにしても、もうその辺りどちらも記憶力が怪しい世代なのでしょう。今日彼女とよく話をします。が、私も連絡が取れないと、此処までご心配いただくような年代なのだと認識しました。こうしてお巡りさんが、確認に来て下さるような環境の中で暮らさせていただいていると、有難く実感もできました。ご迷惑をおかけして申しわけありませんでした」とお詫びとお礼をきちんと玄関に座り、両手をついて頭を下げた。
 おまわりさんは「そうですか、留守番電話にして置くのは、振り込め詐欺などが多いご時世ですので、良い方法だと思います」と笑顔で帰って行った。
 15分ほどして、Uさんがお見えになった「どうも余計なことをして、大騒ぎにしちゃったみたいで、すみません」と仰るけれど、在宅でも留守番電話にしている家があるとは思いもしなかったのだそう。「何時も留守番電話にしておくのは、良い方法かもしれないのね。私も考えを変えなきゃねぇ」と。「4~5回無言電話が入って居たけれど、メッセージが入っていなかったので、Uさんからとは思いもしなかったの。ご心配おかけしちゃいました。兄の電話番号をお教えしているのは、Uさんだけなんです。思いがけず、非常事態のリハーサルをした感じです。昨夜から、ずっとご心配いただいたのですね、申し訳ありませんでした」と、言いながらUさんのお気持ちが嬉しくて涙が込み上げてきた。
 急に決まった公民館で、手仕事のサークルを始めるための雑事で、頭が一杯になって、Uさんへの注意が欠落していた、私の失態でもある。 
 この日Uさんは、大島紬だけをパッチワークして、素敵なバックを私の為にと、お手作りしてきて下さった。このバックを持ちたいので、着物を着る日を作ろうと、それがUさんへのせめてものお礼にしたい。
 Uさんは「ちょっと小さかったかも」と仰るけれど、小さな私にはきっとジャストサイズだと思う。使わせていただくのが楽しみだ。画像  

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