銀座へ(2)

画像 翌週は、先日手に入れたCD『AMY』という曲のアーティストで、2011年7月23日に27歳で急逝したエイミー・ワインハウスという女性のドキュメンタリー映画を銀座の『角川シネマ有楽町』へ観に出掛けた。
 エイミーという名を知ったのは、4月にイタリアのストレーザーという北イタリア、アルプスの麓でスイスとの国境がこの湖を通っている、マジョーレ湖のほとりにある、美しい避暑地に住むスコットランド人のフランシスが、彼女の好きなシンガーということで、書き出してくれた数人のリストで知って興味を持った。

 エイミー.ワインハウスという無名の若い女性が、19歳でレコード契約し27歳で、アルコール摂取過多による心臓発作で亡くなる。それがドキュメントタリー映画として纏められたものが『AMY エイミー』
 私が入手したサウンドトラック盤の解説を内本順一という音楽ライターが書いている。彼は熱烈なファンのように、熱い思いと、喪失感を訴えているけれど、それほどにエイミーは魅力ある歌い手で、その魅力ある声は私の心にも沁みた。
 エイミーは、急激に人気上昇して行くアーティスト活動の中で、恋人に誘い込まれた、ヘロインやドラッグにハマった。レコード会社から、ドラッグを禁じられて、薬使用から逃れるためのように、アルコールを摂取。それにも溺れ、美しさも輝きも失い、痩せて汚れてボロボロになって行くエイミーの変貌に胸が痛む。パパラッチたちの激しい報道活動に晒され、情け容赦のない記事に傷つき追い込まれていく、のがフィルムに見えていて辛い。こんな風にパパラッチに追い回され暴き立てられたら、まともな精神では居られなくなってしまうだろうなァと、同情に耐えない。そう言えば、ダイアナ妃の映画を観た時にも、同じ感情を覚えたことを思い出した。
 私には好感が持てなかったエイミーの実父も、彼女を追いこむ大きな存在だったと思うけれど、その父親が居て、このドッキュメンタリ-が残ったとすれば、これが残ったのだからと、幾分諦めが付く。それほどに良い映画だったと思う。

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