採用はされたけれど
予定より1本早いバスで出た。特別寒いこんな日に改札口で、時間を掛けて横浜からやって来る友人を、待たせたくなかった。12時半に待ち合わせだったが、11時45分に着いてしまった。あまりにも早いので、お茶でもしながら待とうと考えながら、改札口まで歩いたが、ティーコーナーは見つからなかった。出てから捜つもりで改札を出ると、なんと目の前に、すでに来ていたH.n子さんが嬉しそうに両手を振って現れてビックリ。彼女も初めて使うルートで来たら「早く着きすぎてしまったのよぅ」と。
まずランチを先にすることにして、去年彼女を案内し、気に入ってもらえた焼き肉の『叙々苑』へ。
開場間際の時間だと、入場するのが大変な長い列はなく、すんなり入場。時間差入場にして良かったと思いつつ、展示場への階段を降りて行く。
それにしてもこの階段が、私のような小さい者には大変。段差が大きすぎて、膝がガクガクする。途中後ろから降りて来ていたH.n子さんが「キャッ! アー危なかった。荷物が引っかかっちゃったの」などと言うので、一層ヒヤヒヤ。やっぱり次回はエレベーターを使おう。階段から落ちては堪らない。
先ず、私の作品が組み込まれたパートナーシップキルトが、展示されているところへ向かった。私のキルトはど真ん中に使って戴いていたけれど、思い描いていた雰囲気とは、全く異なるものになっていた。作品と呼べるようなレベルになっていずガッカリ。H.n子さんもしきりに「残念ねぇ。これは無いわ。なんでこんな配色になったのかしら。色や図柄に統一感もないし酷いわねー」としきりに嘆いてくれる。何時も意見をはっきりと言う人と、判っている彼女の言葉はありがたかった。彼女の言葉に慰められ、作品はもう戻ってこないことだし、不運だったと諦めるしかないと、吹っ切れた。
次にキャシー中島さんのところへ。何時にも増して素晴らしい出来。彼女の才能は群を抜いていて、別格。間違いなくアートの域だと思う。毎年私はこの人の作品を観たさに、極寒の時期に通って来ているのだと納得。それから、ゆっくりと、受賞作品を見て歩き、ぼかし染の布を6色買って1800円。このころには、入場した直後の嘆きはどこへやら、何時もの明るい気分になっていたH.n子さん、キャシーさんありがとう!
ティーコーナーで、抹茶アイスにほうじ茶のセットで、疲れを癒やして帰路に。彼女は来るときに、秋葉原経由で早かったから、帰路もそれにすると、同じ総武線に乗り込み、秋葉原で下車して行った。刺繍作家である、彼女の感想を聞きながら、作品を観るのはたいへん面白い、が今日は格別救われたなぁと。
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