敷物に雑巾がけをしたら

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 予定していた、居間の敷物に雑巾がけをするために、雑巾3本を固く絞り左上端から横に丹念に擦りはじめると、モレモレと綿埃のようなものが撚れて浮き出てくる。普段はルンバを掛けているし、昨日は掃除機でルンバが苦手とする隅を丁寧に吸い取った。のに、驚くほどのボリュームの汚れが浮き出てくる。途中雑巾を濯ぎ、作業続行。
 4畳ばかりを40分ほどを掛けてじっくり拭き上げたら、敷物の色が鮮やかになったような気がする。寝転んで撫ぜるとさらさらしてとても良い気分。
 ローマに居た頃、アンドリュウ家のアンティークな高級絨毯に雑巾がけしたことがある。ハウスキーパーさんが毎週大きなバキュームで力一杯に掃除をしている絨毯だけれど、普段の住人はアンドリュウひとりだし、古いから色あせてはいるけれど、さほど汚れていなそうだったが、ふと思いついて雑巾を絞ってあちこちに敷いてある、部分敷きの絨毯の中の、2畳ばかりの1枚を拭いてみた。すると、今日の我が家のどころではない、ゾッとするほどの量の汚いモレモレがとれて、拭いたところは色がはっきり違ってしまうほどだった。以来掃除機はあまり信用できなくなり、我が家では時折思い立つと敷物に雑巾がけをしている。
★ティッシュペーパーの上にゴミを集めてみたら、まだ新調して半年ほどしか使っていないのに、こんなに取れるのかぁ!と。
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 夜8時過ぎにアンドリュウに電話。アイスランドは午前中なので、ヘッドと足元とに花模様の、象嵌細工が施された美しいアンティークベットで、こちらからのコールを受けると直ぐ応答してくれた。画面に象嵌にもたれた彼のいろ白の顔が映った。
 お互いの環境でのコロナウイルスの話題になる「日本は人口の割には少ないほうだよ。ここは死者は6人だけど人口が少ないからね」毎日オフィスには出ていて、他の職員は休暇になっているらしい。「気温は?」と訊いたら「マイナス1度。雪が降っているよ、見せようか...」とベットから出てカメラを持ち、窓辺に向かう途中、壁に掛けてある額縁や、懐かしい家具が見えるのも楽しい。窓辺からの景色を見せてくれ、更に「上の階からの眺めはもっと奇麗だから...」と階段を上がり、外に向けてゆっくりとアングルを移動して見せてくれる。雪を被った家並みはとても美しく、如何にも北の国らしい勾配の強い屋根が並ぶ町が一望に見えている。アイスランドでも彼は高台で、眺めの良いところを探して住んでいるのだなぁと。人生を愉しみつつ歩むことを大切にしている彼の人となりを思い出す。
「少し体重を絞ったのかしら?」「毎日1万歩、歩いてる程度だけどね」「顔が細くなったみたい」「美容院へ行こうと思ったけど休みだって」コロナで店も休んでいるのかなと。
「さぁ、起き出そう。また近いうちにお喋りしようね。」と機嫌よく通話をおえた。暫くぶりにゆったりくつろいだ様子のアンドリュウと、楽しいお喋りが出来て良い気晴らしができた。

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