私も追っかけに

 健康の為に、スポーツクラブに入会しているけれど、運動は昔から好かない。週に2日行く日は滅多になく、もっぱら入浴だけに通っている。それでも、日曜日の午後は、美人インストラクター、カティが、鍛えた健やかな体を動かすことで指導する、ZUMBAのプログラムはかなり意欲的に出られる。
 テレビに出て居たこともある、というカティのファンは多いらしく「私追っかけです」と言う、同系列のジムの会員らしい若い女性と、ロッカーで立ち話。色白で、ふっくらしているところが可愛い感じで、アニメーションのモデルにしたいようなT子さん。週に数本のプログラムを取り、年間を通して、沢山の時間をカティのZUMBAに参加しているという彼女は、流石に妙なくせのない、オーソドックスで、確かにちょっと他の追随を許さない味がある。

 健やかさの素敵さを発散させて、動き回るカティを眼で追いつつ、同じように身体を動かす。思えば私もずいぶん動けるようになった。プログラム半ばで、カテイが私の前へ来て、向かい合って踊る。曲に合わせて「ボッボッ、ボッボッ」と声を掛け合う。嬉しくて胸が弾み、私は満面の笑顔になる。こんな時、彼女はちょっと挑むような、お茶目な目付きになる。それが堪らなく魅力的! 日曜日の午後、美しい人を見て、大汗掻いて来ることが、次週に向けて私のパワーの基になる。なろうことなら私も追っかけになりたいほどだ。画像

 カティは何時も始る前に、スタジオの人数のチェックをしつつ、会員たちと短い会話をする。今日は私の前にきて「暑いねー。キョウワ、トッテモ」と達者な日本語だが、ちょっぴりラテン系らしい訛りで声をかけてくれた。「そうね。こんなに暑いのよー」と5分ほど前にダンベルをちょっと上げ下げしたので、火照っている肩を触って見せた。彼女は冷たい両手で私の肩を掴んだ。私は「あら、冷たい手ねぇ。気持ちが良い。でも、どうしてこんなに冷たいの?」「何時も冷タイヨ、ダカラ温カイノ触ると気持ちイイ」。ニッ! と、キレイな笑顔を見せ、踵を返した。そして始った今日の60分。私にしては、極めて熱心に運動できたはず。

 ブログに載せたいので何かZUMBAの写真をと、ジムの受け付けで訊いたがなかった。スタジオで写真撮影は禁止されているので、勿論カティの写真は撮れない。仕方なく、私のZUMBAの運動着を撮った。 若い人たちの『ZUMBAファッション』は素敵な人が多い。露出度も多く、それがまた若さを引き立てるのだけれど、私は露出できないから、なるべく派手な色か、地味な色にしている。地味なほうは洗濯かごの中なので、似たような派手派手2セットになった。

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