大人の恋

画像 『わりなき恋』は、市川図書館では4カ月先まで予約が入っているということで、書店なら平台に並んでいるので購入。ボランティアでの朗読会に読めたら...という希望者が多かったので、320ページもあるものを、何処をどう読めば良いのだろうかと悩み、3回以上読み返した。
70歳の主人公祥子と、12歳9カ月年下の男性との恋物語。何時の間にか作家本人と、ダブってしまい、その思いの真剣さに打たれる。結局図書館での朗読会では、「全体を知りたいので、テープに起こされるのを待ちます」というご意見に落ち着き、私はお役ごめんとなった。
 後日、テープで「2日掛けて聴いたのよー」とSnさんから「素晴らしかった! 一日くらいふんわりした気分で過ごせたなァ」とお電話をいただいた。
 『徹子の部屋』で岸恵子が、「私たち『後期高齢者』などという、酷い言葉を冠せられる世代になると、周囲は『病気』『痴呆』『孤独死』などというのばかり。でも、もっと明るく楽しい話題もあり得ると思うので、この本を書きました」のように言っていた。
私のブログ本のタイトルは『深山がくれの朽木なれ』としている。
 かたちこそ 深山がくれの朽木なれ 心は花になさばなりなむ  兼芸法師のこの和歌を、
「姿かたちは深い山のなかにまぎれている、枯れ木のような私ですが、咲こうと思えば咲けるだけの情熱はあるんですよ」と、勝手に解釈して使っている。そういう意味では、岸恵子の意見にYesだけれど、悔しいかな私は34歳で、やっと見合い結婚できたような『モテナイタイプ』今ごろになって、何があろうはずはないのだけれど。

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